身体に残るもの。

9月になりました。

田んぼでは、そろそろ稲刈りの季節ですね。

私がお手伝いしている田んぼのアサヒも順調に育っています。
でも、こちらの稲刈りはまだもう少し先になりそう。

8月はイベント出店も少なめで、少しゆっくりした時間を過ごしていました。

そして8月の終わりに、諏訪の方へ一人旅に行ってきました。

目的は、温泉。

夜中にいすみを出発して、途中で仮眠をとりながら、車でゆっくり向かいました。

出発した時は大雨。

視界は悪いし、真っ暗な山道を走るのは、楽しみな気持ちと恐い気持ちが入り混じって、なかなかドキドキするスタートでした。

でも、しばらく走っているうちに雨も上がって。

アクアラインで川崎に出て、そこから八王子、高尾、大月、甲府を抜けて下諏訪へ。

夜中だったので交通量も少なく、思ったよりはスムーズに進めました。

とはいえ、これを昼間走っていたら、気が遠くなるくらい遠く感じただろうなぁ……と思います。

帰りはもう、怖くても高速で帰ろう!と決めました(笑)。

そんな思いをして辿り着いた温泉宿は、本当に素晴らしかった。

「遥々ここまで来た甲斐があったなぁ」と思える温泉でした。

温泉に浸かって、
上げ膳据え膳のお料理をいただいて、
宿の方のおもてなしを受けて。

旅の疲れも吹っ飛びました。

その後は諏訪大社四社を巡り、途中でラドン温泉にも寄って、また長い道のりを走って帰宅。

いやー、よく走った(笑)。

温泉でリセットできても、またロングドライブで疲れて帰ってくる。

それでも、時間とお金を使ってでも、体験しに行ってよかったと思うんです。

温泉に浸かったこと。
美味しいものを食べたこと。
ゆっくり眠ったこと。
宿の方に大切にもてなしてもらったこと。

こういうものって、その場で「気持ちよかった」で終わるわけじゃなくて、身体の記憶として残っていくような気がします。

そこに、何か「生きる」ということの醍醐味があるのかもしれない。

そんなことを考えていたら、

「あれ?これってマッサージにも似ているんじゃない?」

と思いました。

心地よさ。
安心。
リラックス。

身体がそういうものを体験することで、何かがゆるんで、また内側からエネルギーが湧いてくる。

それは「治す」ということとは、ちょっと違う。

もちろん、身体の不調が楽になることもあるけれど、それだけじゃなくて、

「なんか、また動き出せそう」

「ちょっと元気になった」

「自分の身体って、こんなに気持ちよかったんだ」

そんなふうに、身体の中にある生きる力を思い出す。

リラクゼーションって、もしかしたら湯治の温泉みたいなものなのかもしれないな、と思いました。

だから私も、そんなマッサージを提供できるようになりたい。

何かを無理やり変えようとするのではなく、
安心して力を抜いて、
自分の身体に戻っていく。

そんな時間を過ごしてもらえたらいいなと思っています。

 

この夏は、大雨による災害もありました。

いつ、どこで、何が起こるかなんて、本当にはわからない。

だからこそ、いつ何があっても悔いのないように生きたい。

それは、毎日を頑張って生きるということではなくて、

その時その時、
「私は本当はどうしたい?」

と自分に聞いて、心からの選択をすることなのかもしれません。

肩に力を入れすぎず、
自由に、しなやかに、
自分を生きる。

改めてそんなことを感じた9月の始まり。

今月もNekesaで、身体がほっとして、自分自身に戻っていくような時間を一緒に過ごせたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします。